こみみかわら版バックナンバー

私の仕事は “測量士” です。

221測量士

測量士の仕事とは


土木建造物(道路・橋・下水道など)を建設する際、一番最初に取掛かる仕事が測量です。
土地の位置、高さ、長さ、面積を専門的測量技術で測ります。
国土の社会基盤整備に関わる重要で責任ある仕事です。



きっかけ


高校で測量の授業を受けたことが始まりです。外で観測し、内で計算や製図する作業に興味を持ち、測量クラブに入りました。石川県の技術大会に参加し、団体・個人ともに優勝することができ、面白くなりました。



進路


迷わず測量の専門学校に進みました。
卒業と同時に測量士補の資格を取得し、測量会社で実務経験を積み、4年で測量士になりました。



最初の仕事


最初の現場は山の中です。測量というより、鉈や長鎌を持って伐採作業です。
先輩が道具の扱い方を教えてくれるのですが、慣れない作業で、へとへとになりました。
どこの世界もそうかもしれませんが、
学校の授業と実務は、大きな隔たりがありました。(笑)



大変だったこと


初めて、業務を任されたときは、身が引締まりました。
公共事業は測量会社、設計会社、工事会社と業務が続いていきます。決められた工期までに絶対に納めなければなりません。そんな時、測量士は昼は現場に出て、会社に戻り、夜遅くまで内業をします。



仕事のよろこび


自分の測った現場に道路や建造物が完成したのを見る時です。
どの現場もスムーズにいくことはなく、問題が大きかった現場ほど忘れることはありません。



測量士の意外な世界


道路で測量している姿を見かけると思いますが、それはほんの一面で、実は土地の持ち主、周辺の人達との信頼関係を築く事も大切な仕事です。



こころがけ


土地の境界線については、とてもデリケートなので公正性を大切にしています。



しあわせな人生


お客様と打合せをし、作業計画を練り、仲間と一緒に新しい現場にいく時は、わくわくします。一日の仕事が終わり、家に帰ったとき子供がかけつけてくると「あーしあわせだなーっ」そう思います。


住所:七尾市小丸山台3丁目24番地


電話:0767-52-6433


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