本宮さんの曳山奉幣祭り、ちょんこ山
ちょんこ山
七尾の街に春が来ました。
本宮さんの曳山奉幣祭りです。
御祓川(みそぎがわ)の西側
御祓地区を巡幸しますが、
昭和30年代初めまでは、
東側も巡幸していたそうです。
祭り自体の起源は平安時代ですが、
曳山が登場したのは不明です。
記録によると江戸時代にはあったようです。
六つの町内から山車がでます。
ちょんこ山とは、5月のでか山に対して、
小さな山車なので、ちょんこ山と
呼ばれるようになりました。
お囃子の、チャンチキ、チャンチキ、から
チャンチキ山とも呼ばれることもあります。
でか山の前座だと思っている人も
いるようですが、全く別物です。
山王さんのでか山が登場した後、
その影響を受け、本宮さんにも
小さいながら曳山が登場したのかもしれませんね。
明日12時頃に、七尾裁判所前に、6台が集合します。
明日を待つ曳山。明日、飾り付けられ、各町内を11時ごろに出発します。
米町
外見は大黒様ですが、大国主命なんです。
木町
外見は恵比寿様ですが、
事代主神(ことしろしのかみ)です。
この神様は釣りが好きな神様です。
阿良町
神功皇后、唯一の女性です。
一本杉町
楠正成(くすのきまさしげ)
生駒町
大化の改新の功労者
藤原鎌足(ふじわらのかまたり)
亀山町
住吉明神
明日9日は、小丸山城址公園で
第37回さくらまつりも開催されます。