心を落ち着かせてくれる炭焼き小屋。(七尾市湯川町)
炭焼き小屋がありました。
昔は、あちこち、どこにでもあったという
炭焼き小屋ですが、今では、珍しいです。
山の地形を上手く使ってあります。
私は麻生の在所で見かけてから
二つ目の炭焼き小屋になります。
ここは湯川の在所の炭焼き小屋。
昔は生活のため山の中の炭焼き小屋で
寝泊りして炭を焼いていたと聞きました。
その火を見ていると、なんともいえないくらい、
心が落ち着くと言います。
私は昔、仕事が辛い時、
炭焼き小屋で、炭でも焼いて、
晴耕雨読の生活をしたいと思いました。
そんな時、たまたま仕事で行った
珠洲の山で、昔から炭焼きをしながら、
小さな土建業を営んでいる
社長に出会ったので、その思いを話しました。
社長は苦笑しながら、何を甘いこと考えとる。
いい仕事しとってもったいない。
よけいなこと考えんと、その仕事、
一生懸命がんばりまっし。
顔と手を真っ黒けにして
朝から晩まで炭焼いとっても、
なんにもならんわいね。と諭されました。
現実はそうだと思います。
でも、どこか憧れます。炭を焼く暮らし。
この釜の中で焼かれます
けっこう広いです。
山から流れ出る
天然の水を利用しています。
竹炭も作っています。