七尾市温井町の取材で、 夛村町会長さんのご自宅へ伺いました。
風が冷たく、寒い日でしたが、
熱いお茶を頂きながら、
お話を伺いました。
町名の由来は、
なんと、七尾城畠山家の重臣、
温井氏の名前を頂いたものだと聞き
驚きました。
温井氏は輪島市の天堂城を拠点とした
能登の豪族だったと言います。
畠山氏を中心に能登がまとまっていく中で、
七尾のこの地区にも砦を持ったようです。
そんな歴史的お話を伺いながらも、
お部屋にいくつも置いてある
大小のミニチュアの獅子頭が
気になります。
お聞きすると、
町会長さんが趣味で作られたとのこと。
購入品だと思っていたので、
これもまた驚きでした。
祭り好きの息子にも作って頂きたい！！
と密かに思ったくらいです（笑）
獅子頭を心に残し、
町会長さんと一緒に、
在所の中を散策しました。
神社の狛犬を見て、
同じ顔だと驚き、
思わずカシャ！
地元に住んでいても、
知らないことがいっぱいです。
それぞれの地にある
歴史、文化、風習、
もっと、もっと、
ふれあって行きたいと思いました。
小さな在所に、大きな歴史。
これからも歴史は刻まれる。
いい空気が流れていました。
