2018年04月26日

人気急上昇中！和倉温泉のと楽『割烹宵待』料理長川嶋亨さん

川嶋さんは、短大卒業時に料理の道へ進みたい！と
辻調理専門学校のエコール大阪で日本料理を学び、なんと首席で卒業しました。

父が加賀屋の料理長をしていたので、
修業時代はどこへ行っても父の名前が出たそうです。
親の顔に泥は塗れない！という思いで
頑張ったんですよと笑って、お話して下さいました。

転機は、食の都・グランプリの出場です。
この大会は４０代～７０代のプロ料理人
３００名ほどが腕を競います。

川嶋さんは辻調理専門学校の先生の推薦があり２０代で出場し、
出場３回目で総合グランプリを獲得しました。
お陰でテレビや雑誌の取材を受け、知名度が一挙にアップ。

川嶋ファンも増え、将来、大阪で自分のお店を持ちたいと思いましたが、
一方で、どうしても故郷能登のことが忘れられず、悩んで妻に相談したところ、
「悩んでいるなら、自分の思うようにしてみたら」と
思いがけない言葉で後押しされたと言います。

七尾の鵬学園高校には石川県内唯一の調理科があります。
川嶋さんは日本料理の講師として指導しています。

生徒の中から、川嶋さんのように本格的に料理人の道を
志す生徒が出てくれればいいなぁと思います。