故郷探訪④ 石川県中能登町 小竹の在所 命を賭けた男の実話!在所の誇りとして今も語継がれる。現在社会では考えられない交渉とは!? 動画あり
田園地帯から眺める小竹の在所
小竹の文化遺産ともいえる話があるんだ。と話を始める池田清則区長。
隣の在所、久江との境界紛争を解決した酒井惣左衛門さん。その結末は自らの命を賭したものでした。しかし、その恩恵は今でも小竹の在所にもたらされており、在所ではその遺徳を偲んでいます。
酒井さんのお墓です。ほ場整備で移転されて鹿島バイパス沿いの田んぼの脇に在所を見守るように建てられました。
酒井さんの自宅跡に猿田彦神社を建立し祀っています。昔はもう少し大きく、神主が入れるくらいでした。お祭りではこの辻で獅子舞を行ないます。
湯の谷池
新池
この池の水を確保するために、酒井惣左衛門さんが命を賭けて土を食べたのです。
久江との境界紛争が解決し、池が小竹所有となるものの、小竹へその水を流すために1200mの用水を引かなければなりませんでした。途中4箇所隧道が掘られていますが、その工事を宝達の金山を掘っていた職人たちが行ないました。その技術力は当時としては高度なものであったと言われています。
小竹と久江の境の山に標識がありました。いまだに!とビックリしましたが、理由はわかりませんが数年前に両方の区長が立会い設置したそうです。
小竹の詳細記事は