街かどニュース

赤倉神社


田鶴浜三引の在所のお宮さん。とてもりっぱな神社です。
鳥居から坂道を歩くと、何故かお寺にある仁王門があります。神仏混淆(こんこう)の名残です。

明治元年に神仏分離が布告され、赤倉神社となった時に、仁王門、仁王像が神社の境内に残されたようです。
在所の人は、親しみを込めて「にょうもさん」と呼んでいます。



仁王門を抜けて見える拝殿。
17年に一度、赤倉山大権現のご開帳があります。
その年は、境内に舞台が組まれ、地元の青壮年団が歌舞伎を披露します。
その年の団長は名誉でもあり、大変でもあります(笑)。



苔むした石畳の参道、歴史が伝わって来ます。
上杉謙信が七尾城を攻略の折、焼失してしまいましたが、長家により再建されました。



見ざる、聞かざる、言わざる。
この石の猿は、旧赤倉小学校の校庭にありました。
昭和9年、田鶴浜小学校に統合される時赤倉神社に移されています。