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山道を歩いていたら、石の碑があった。のぞいてみたら、梵字が彫ってあった。しかし、私は、その上に白く浮き出た模様に興味を持った。
最初は、石にセメントが塗られていると思ったが、よーく見ると、石そのものが変色している。
石から、模様がでていた。
その模様が、人物のように見えた。梵字と関係がありそうな、この模様、不思議な気がした。
烏帽子帽の男の人と着物を着た女の人が背を向けて立っている。
その二人を見ている人も、いるようにも見える。
世の中には不思議なことがいっぱいある。

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