能登の風物詩 ボラ網(ボラ待ち櫓) 約50年前までは、実際に漁が行われていました。 私の祖父も漁をしており、ボラが獲れたときは、 洗いや、照り焼きが食卓に並びました。
現在ある櫓は、すべて観光用で実際に漁はしていません。櫓の上で祖父さんと並んで、ボラが入るのをワクワクしながら
海を見つめていた記憶が蘇ります。
祖父さんは、退屈する私に飴玉をくれ、静かにしておれと言いました。ボラが網に入ったら網の入口を上げ捕まえますが、それまでは静かに海面を見つめています。忍耐のいる待ちの漁法です。
ここは、穴水町中居のボラ待ち櫓です。