ペリーの黒船が浦賀に現れ、幕府は諸藩に海防状況の視察を命じました。加賀藩12代藩主、前田斎泰(なりやす)も能登半島を視察しました。その道が当時のまま現存する、貴重な道です。
中島町笠師から奥吉田までの1200mが現存し、殿様道と呼ばれています。
こんな立派な石畳が敷かれています。
お殿様が通るという事で、地元の人たちが一生懸命に整備したのでしょうね。
能登人のおもてなしの遺伝子を感じます。
地元では掃除をし、看板を立てて後世に語り継いでいます。
こみみの取材で訪れましたが、静寂な森の小道に木漏れ日が射し、
穏やかな気持ちで、しばしの森林浴が楽しめました。