古一地下開発の 古一 力 さんをご紹介!
どんなお仕事をしているんだろう?とワクワクしながらお話を聞きに行きました。
古一 力さんのお仕事は、地盤調査、地すべり対策、法面保護工事などを行っています。これだけでも難しいお仕事だなぁと感じますが、そのお仕事の先に何が待っているんだろうと話を聞いていくと、私たちの地域を災害から守るお仕事をしていました。
そんな場所でお仕事するんだから危険がいっぱいじゃないですか?と聞くと、確かにそうですねと言われました。
だからこそ、スタッフの安全と事故ゼロを維持するために古一社長は、「これでもか!」というくらいに慎重な判断を行っています。
古一社長とお会いして、すぐに感じた事は爽やかな頼れるお兄さんという感じでした。すっごく落ち着いていながらも物事の要点をついていく!
不思議なくらいに、そのように感じたので私は古一社長に「若い頃から、そんな感じだったんですか?」と聞くと「そうだったんですよ」と答えてくれました。
どんなことがあって、そんな風な落ち着いた感じになったのかを聞くと、驚きや面白い話がいっぱい出てきました。
まず、趣味はスキューバーダイビング、海外旅行と聞きました。
その話あたりから古一社長の目が輝きだして、アツく語ってくれました。
スキューバーダイビングは海の中に潜り海中探索をするスポーツです。いつもキレイな神秘的なイメージに変わりはないですが、実は海中に潜り、ある深さまで行くと自分の周りが青一色になり上も下も分からなくなるそうです。
そこで、パニックを起こす人もおられるそうですが、古一社長は、その開放感が好きだそうです。スリルを味わうわけではないですが、そんな状況下でいかに平静でいられるか自分を持てるかと言っていました。
更に驚いた話は、中東やアフガンにも行ったことがあるそうです。その地名を聞いた瞬間に「ラ○ボーみたいですね」と言っちゃいました。
実は、9.11事件の後に現地の復興をしなければいけないということでNPOのボランティア団体や国連などを通じて、現地にダムを作ろう!という話になり、地質調査のプロとして行ったそうです。
道中に襲われないように護衛隊と通訳も入れて、はるか遠くに行って来ました。危険な場面もあったようですが、そこでも自分で考えて、行動しなければ生き残れない!と常に平静を保ちつつ、広い視野で物事を見る事を心がけてきたそうです。
古一地下開発株式会社
古一 力(ふるいち ちから)さま
住所:七尾市相生町40番地
TEL:0767-52-4467
古一社長とミーティングするスタッフの皆さん。
穏やかなしゃべり方でスタッフと接する古一社長。社長という立場、役割があるのは間違いないけれど、スタッフと家族のように接していきたい。
家族にはお父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんとそれぞれの役割がある。
私も、社長という役割を持ちながら、みんなそれぞれの役割を最大限に引き出すことを心がけているそうです。
珍しい和室の打合せ
先代が作った応接間だそうです。
取材時には隣のたたみの部屋で椅子に座っての取材でしたが、まさか隣にこんな立派な部屋があるとは思わず、古一社長に座ってもらい撮影しました。和室も似合う古一社長です。
NPOボランティア団体と向かったバンバコート。
この地にダムを作ろう!と、現地に住む人の生活を一定基準に持っていこうと取り組んだ事業です。
七尾版ラ○ボーではなく、右から2番目が古一社長です。
これは護衛隊との道中での写真です。
古一社長が持っているのは本物の自動小銃です。危険な香りがプンプンしていたそうです。