女の神様が住む森、唐島 動画あり
七尾市中島町塩津にある唐島。
七尾西湾に突き出したこの森は昔、周囲600mほどの小島だったそうです!
広がるのは樹齢約300年の自然林。
タブノキやヤブツバキ、モチノキ、ケヤキなど他にも数種類が混生し、
つるや草木も自然の状態を保っており、古くからのこの辺りの海岸沿いの
自然の様子を今に伝えるものとして極めて貴重なものです。
なんだかとても神秘的で、力強い生命力を感じます。
神様が住んでいるからでしょうか?
例年は7月第4土曜日に塩津かがり火恋祭り(塩津のおすずみ祭り)が執り行われ、
唐島社の女の神様と、同じく塩津にある日面神社の男の神様が船に乗り、沖に出て
海上でひとときの逢瀬を楽しむんだそうです。
人々は、その逢瀬のひとときに五穀豊穣と平穏無事を願います。
海に大きなかがり火が焚かれ、たくさんの蓮の灯明がたなびくなんとも
ロマンチックなお祭りです。神輿と奉燈を乗せた船も見ものですよ!
今年はコロナウイルスの影響で、神事のみとなっていますが、
今年も無事に2人の神様が会えることを祈っています。