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鳩ヶ峰の石碑⁉


青柏祭の初めの神事、お水取りで有名な唐崎神社の境内に何やら大きな石碑が立っていました。



碑には大きく「鳩ヶ峰」と刻まれています。
鳩ヶ峰とは常磐町にあった妓楼池田屋(通称ハンコ屋)の主人 池田富次郎氏が用いた相撲のしこ名なんだそうです。
昔の人にとって相撲は今よりもっと身近な存在だったんでしょうね。



全国各地から集めた自然石の上に、日本最初の文学博士 重野安繹書の碑石がドンと立っています。
その総高は4メートル以上です。



台座には見猿、聞か猿、語ら猿の三猿がいました。



富次郎氏の功績について書かれているのでしょうか。
「選挙」や「消防」などの文字が見られます。
これだけの石碑を建てられるということは、何かしらこの街に貢献していたのでしょうね。

明治30年、富次郎58歳の寿碑です。