出来る事を探して活動 東雲高校 家庭部
家庭部は東雲高校が創立した19年前の当初からあります。
現在、男子1人・女子5人の計6人で、週3日活動しています。
個性的な人、優しい人、協力的な人、お菓子作りが好きな人が集まっています。
活動の特徴としては、学校や地域に課題が無いか考え、自分たちが出来る事を探して活動していて、昨年度は4月から「シトラスリボン運動」に取り組みました。新型コロナウイルス感染による差別や偏見をしない許さない運動です。
シトラス色のリボンを作って先生方や生徒に配布し、呼びかけました。部員で始めたブローチ作りが生徒会や全校生徒に広まり、多くの生徒の皆さんが協力してくれて最終的には800個のブローチを作る事ができました。
周りの人への優しい気持ちがどんどん広がっていくことを嬉しく思いました。
昨年6月に、輪島市の高校でクラスターが発生し、高校生に心無い言葉がかけられているという新聞記事を読み、教頭先生と生徒会長と一緒に、輪島市役所へ120個のシトラスリボンを届けました。
シトラスリボンプロジェクトが能登全体に広まっていってほしいです。
「竹の有効活用を目指す『たけの子パン』の研究」にも取り組み、成長した竹の子を刈り取って、発効促進作用を確かめました。
写真は竹の子ペースト入り『たけの子パン』です。
第64回石川県高等学校家庭クラブ研究発表大会で「『たけの子パン』プロジェクト~持続可能な竹の活用を目指して~」を発表し、石川県教育委員会賞を受賞しました。
それを受けて今年7月26日に石川県代表として、第42回北陸ブロック高等学校家庭クラブ研究発表大会に出場し、結果は優良賞でした。オンラインで多くの方が視聴して下さる中で発表出来た事は大きな自信になりました。
今年度は「河内豆を使ったお菓子の開発」と「学校の制服が快適かどうかの調査」を行っています。
良いと思う事は、進んでやっていきたいです! こらからも頑張っていきたいです。(部長 山本)
コロナ以前は、東雲祭で、ステージ発表や中庭のイベント・模擬店・クラス発表などを楽しんだものです。今年は生徒の家族限定・事前申込制で開催されたそうです。
コロナ禍が終息して、早く以前の生活に戻りたいですね。