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七尾市津向町 住友大阪セメント

七尾市津向町に大きなサイロが6基並んでいます。

大正15年に磐城セメントの子会社七尾セメントが設立され、昭和4年から操業が開始されました。
サイロの中身はもちろんセメントが入っています!
月に3~5回、新潟から船で運ばれてきて北陸三県各地の生コン工場へと陸送しているそうです。



車と比較するとその大きさがよくわかりますね!



昭和8年からは熊淵町水上の奥山から空中ケーブルで滝ノ尻、小池川原、八幡を通って原料の石炭石を空中ケーブルで搬送し、鉄道を使って出荷していました。
構内で活躍したドイツ製の蒸気機関車「SLいずも」は静岡県にある大井川鐵道のロコプラザで展示、保存されています。

空中ケーブルは家の上を通っており、当時の津向町の子どもたちが絵を描くとみんな屋根を白く描いたそうです。
石灰の粉塵が積もって屋根が白くなっていたんですね。
工場には高くそびえる2本の煙突があり、港湾工業都市七尾のシンボルでした。



平成29年には隣接する25haの広大な敷地に太陽光発電ができました。
年間に一般家庭で約9000世帯が使う電力を発電します。



時代の変化に伴い環境も変わっていきますが、その地の歴史を知り、昔の情景を想像してみるのも楽しいですね!