山間で8世帯が暮らす小さな在所。灘浦と城山の中間地点で、七尾城の見張りの砦があった所。それで人が住むようになった場所。佐々波で獲れたブリを、七尾城、畠山の殿様に運ぶ道が通り、その中継地点となり、近郷にブリを商う。八幡川が流れ、肥沃な土地のお陰で、美味しいお米が沢山収穫できた。
昨年、能越自動車道の一部開通によって、静かだった在所に車の音が響く。
小さな在所の小さな公民館。味わいがある。看板も素敵だ。
8世帯、20人が暮らす。みんな協力して暮らす。団結力は抜群だ。
在所の入り口に手書きの地図がある。なんか、いい。