一風変わった古墳。能登島の須曽蝦夷穴古墳
日本にはあまり例がない一風変わった古墳能登島の須曽蝦夷穴古墳。四角の墳丘の正面には横穴が二つ。横穴は石室へ続いています。日本では珍しい構造で、海の向こう朝鮮半島の古墳の技法に通じるとされています。日本で古墳が作られなくなった、7世紀頃に作られたそうです。穴の内部を見学することもできます。天井はとっても低いです。
七尾湾が見える丘に作られた古墳。大陸と交易があり、海上交通が主流の時代、能登島は地勢的に大変重要な場所だったと思われます。当時の豪族が、どんな暮らしぶりで、この地を治めていたのでしょうか。そして、私達は、その子孫かもしれませんね。