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七尾の歴史、能登国分寺跡


能登国分寺跡。昭和49年 国指定史跡。西暦741年、聖武天皇が佛教の力で国家鎮護を期待し、諸国に国分寺建立の詔が出されました。その年、能登国は廃止され、越中国に併合されています。当時、能登は干ばつ、長雨などで飢餓の年が続き、国分寺建立どころではなかったようです。100年以上もたっても国分寺がなかったため、19代国司として赴任した皇族の春枝王が、もともとあった有力寺院の大興寺を昇格させ、西暦843年に能登国分寺としました。 



石碑



南門をくぐると



広い!ここには、講堂や五重塔があったそうです。