本気で世界を目指している男！ダンボール・ワン 辻 俊宏
ダンボール・ワンの自慢の商品「プラダン」をもつ辻社長。プラスチック素材の段ボールです。軽量で丈夫で何度も使える製品です。
本気で世界を目指している男！ダンボール・ワン 辻 俊宏 ３４歳♪
全国から注文が、数秒ごとに入ってくる。業界の常識を疑い、ネット通販で、多品種、小ロット、スピード納期のモデルを確立した。目標は「能登から全世界へ！！」と元気に話す辻社長を取材した。
ここまでの道のりは決して楽なものではなく、スタッフ全員の力があってこそと熱く語る。具体的な取り組みは「常識を疑うこと」自分たちが業界で使っている用語は、自分たちだけしか分からない。それでは、お客様には伝わらない。分かりやすい表現に変えていこう！と徹底的に見直しをかけた。今はスタッフ全員で日々、小さな改善を積み重ねている。
そこに至までには、全員の気持ちを一つにしていくプロセスが必要だ。７、８年前だったが、彼とは、七尾市の能登七尾人間塾というセミナーを一緒に受講していた。辻社長が今の会社に入社した年で、これから、会社をこうしていく！そのために私は、こんな目標を掲げる！と言っていたことを思い出す。
時が経ち、今では代表取締役社長となり能登から全世界へと、目標を切り替え、突き進んでいる。彼は親の後を継いでいる２代目ではない。ハローワークから就職した会社で、常に目標を持ち、常に挑戦してきた。その成果が、初年度７０００円のネット通販の売上が、今では数億円だ。
辻社長を取材して思った。私達は、本当は今、面白い時代を生きている。後は、自分が何をしたいのか、明確な願望があるかだ！と気付かされた。ダンボール・ワンのホームページは必見だ。何か感じるものがあると思う。
日本全国からリアルタイムに入ってくる注文、問合せを約１０名にて対応しています。約１０万社を１０名で対応しているのですから、１人あたり１万社です。
機械操作をする若い社員。実は入社して７ヵ月ほどなんですが、動きがテキパキしていて熟練工みたいに感じました。辻社長と一緒に眺めていたのですが、社員を見つめる辻社長の目が優しさ、そして楽しみでキラキラしていました。
取材当時は仮設事務所でしたが、２月からは新社屋が完成し、新しいスタートをしています。辻社長はじめ、従業員のみなさんも若くてビックリです。工場内を色々と見回ってきましたが、全てのスタッフが笑顔で元気に挨拶してくれました。
