街かどニュース

七尾線 能登二宮駅


七尾線 能登二宮駅。かつて煙を出して、大きな音を出し、走る機関車は、農作物や養鶏などの農家にとって、その被害が心配という。金沢と七尾を結ぶ、表街道(東往来)が通り、宿場町もあった、旧鹿島町。明治時代、鉄道の計画があった時、それは積極的に来て欲しいものではなかったようだ。その思惑通り、旧鹿島町には、鉄道が敷かれず、駅も出来なかった。地元からの要望で、良川駅と徳田駅の間に、昭和35年2月10日、念願の能登二宮駅が誕生した。田んぼの中に、ぽつんと出来た駅だが、旧鹿島町唯一の駅となり、その日越路小学校の生徒が日の丸を振った。初日の乗降客29名だったという。今は、この駅のお陰で、駅前に、二宮あおば台という、立派な住宅街が出来ている。片側だけのホーム。赤と黄色の線が印象的。



おりもの展示館が併設。



ホームにドレス。さすが織物の町。