2017年03月19日

中島中学校新校舎完成！田舎だからこそのよさがある。

もし、都会のマンモス校で、馴染めない生徒がいるならこんな田舎の小さい中学校で、のびのびと、学んでもらえたらと思います。こんな恵まれた環境の中学校があることは、七尾市にとっても、大きな財産だと思います。中島中学校も移転の準備が進んでいます。旧中島町役場庁舎の２階と３階が新校舎になります。少子化と財政難の中、各地で学校の統廃合が進んでいます。そんな中、なんと、中島中は統合せずに、地域に残りました。素晴らしい事だと思います！教育の質や、かかる経費を考えると、統合を進めるのが全国的な潮流です。その結果、学校が無くなった地域から子どもの声が聞こえなくなり、益々過疎化が進み、活力が失われていきます。よーく、考えると、教育や財政の問題だけでなく、地域再生や、国土形成のグランドデザインという視点で学校の統廃合を考えることも大事だと思います。教育の質も、成績一辺倒の時代ではなく、将来、社会で期待され、求められる能力を養うことが求められています。生徒数が少なくても、中島町には朝夕、生徒の声が響きます。住民と生徒が様々な交流をする中で、しっかりとしたコミュニティが形成され、故郷を愛する心が育まれます。そして少数ゆえ、強い絆で結ばれ、生涯、同級生として結束していきます。熊木川が流れ、山あり、海あり、豊かな自然に囲まれ、隣には能登演劇堂のある中学校。もし、都会のマンモス校で、馴染めない生徒がいるならこんな田舎の小さい中学校で、のびのびと学んでもらえたらと思います。中島中学校の関係者の皆様、これからも、宜しくお願い致します！門に名前が入りました。