26日閉校する七尾市立朝日中学校。
26日閉校する七尾市立朝日中学校。165名が封筒に自分の宛名を書き、思い思いのものを入れます。10年後、井田校長が責任を持ってカプセルを開け投函します。このタイムカプセルは北嶺中学校が閉校する時に使ったもので、昨年のお盆に開けられました。北嶺中学が閉校する時、在任していた井田先生は、当時の杉森校長にお願いして開けた後のカプセルを譲り受ける約束をしていました。そして今、校長として朝日中学の閉校に、そのカプセルを、ピタリのタイミングでまた使うことになりました。北嶺中学校、朝日中学校。二つの閉校に携わる井田校長にそのご縁の不思議さと、偉大なるパワーを感じます。埋める時の想いと、10年後、開ける時の想い。そんな想いが、人生の中で何かの時の力になってくれればと井田校長は語ります。来年から、徳田小学校と高階小学校が統合して、朝日小学校としてスタートします。
井田校長の熱い想いと、このタイムカプセルを次に引き継ぐ先生は、何先生でしょうか。宜しくお願い致します。
校訓「決意を実践に移せそして栄光を信ぜよ」その上に立つサモトラケのニケ像。人目に触れることなく、勝利を願い、一人でこのサモトラケのニケ像に触れると勝利の女神が訪れるという朝中伝説がある。
昭和36年、徳田中学校と高階中学校が統合して出来た朝日中学校。その初代校長の芝田純三郎先生です。統合当時、新しい校舎はまだ無く、徳田教場、高階教場と別れており、芝田校長は、砂利道を1日に何度も自転車で往復してこの地の教育環境を整えていかれました。学校と地域の結びつきが強く、教育熱心な土地柄となる礎を築きました。朝日小学校になってからも、この場所に留まり、地域の教育を見守り続けます。
地域と学校の絆が強い朝日中学校。卒業した先輩に対しても、しっかりと敬意を表して、応援します。素晴らしいです!