街かどニュース

地域とのつながりがとても強かった田鶴浜中学校。


田鶴浜中学校。3月31日をもって閉校します。26日の閉校式に向けて最後の準備です。歴史ある町の中学校が、またひとつ無くなる寂しさはあります。しかし、6021名の卒業生を輩出した田鶴浜中学の魂は永遠です。何度かの取材を通してですが、本当に地域力を感じる中学校です。16年間、全校生徒一人一人が、ボランティアに参加し、地域活動をして来ました。155名の生徒数ながら、男子バドミントンは県体優勝、全国出場。駅伝は男子3連覇で全国出場、女子も県体2位でした。女子バスケットも石川県で優勝しました。辻口校長は、新たに開校する七尾中学校に行っても、地域と共に築いてきた伝統を、田鶴浜魂として引き継いで、更なる飛躍をしてもらいたいと話します。かがや木。これは、心をつなぐ木です。友達への感謝の気持ちや、良い所を紙の葉に書いてあります。



田鶴浜中、金ケ崎中、相馬中が統合されて、現在の田鶴浜中学になりました。



校訓「自主・創造」



26日の閉校式に向けての準備です。建具の町らしく、卒業生が大きな障子のスクリーンを作ってくれました。PTA会長の水野さんがセッティングし、辻口校長が確認しています。



生徒も引越しの準備で、忙しく動き回っていました。



第一回の卒業生、中村康夫さんも、駆けつけて準備を見守ります。閉校式の実行委員長を務めます。当日は、この障子のスクリーンでそれぞれの想い出が映し出されます。



こんな感じに映ります。