七尾の能登教務所で、一足早い花まつり
今日はいいお天気でした。もう春がそこまで来ていますね。七尾の能登教務所で、一足早い花まつりが行われました。花まつりは、降誕祭(こうたんさい)とも言われ、今から約2500年前の4月8日がお釈迦様の、お誕生日だとされています。釈迦族の皇太子として生まれ、それは、それは、何不自由ない恵まれた生活をしていたのですが、人間の本当の幸せとは何か、本能や欲望を満たすことではない、もっと別の何かがあるはずだと感じ、地位も、名誉も、財産も、全て捨てて、29歳で出家しました。そして数々の苦行を経て、苦行では悟れないことを悟り、菩提樹の下で瞑想に入られ、身と心、一切を大自然にゆだねます。そして35歳で悟りを開かれ、80歳で大涅槃を迎えられるまでの45年間、迷い、悩み、苦しむ多くの人々に、人間として生まれた本当の目的と極楽へ往生するための教えを示されて来ました。お釈迦様のお母様は、摩耶夫人(まやぶにん)で、6本の牙を持つ白い像が、右脇から胎内に入る夢をみて、懐妊されたと言います。ヒマラヤ山脈の麓、ルンビニーの花園で生まれ、その時、天からは祝福の甘露の雨が降り、鳥のさえずりが響き、花が咲き誇って、大地が揺れ動いたと言われます。お釈迦様は、生まれるとすぐに、七歩歩き、天と地を指差して、「天上天下 唯我独尊」(てんじょうてんげ、ゆいがどくそん)と話されたといいます。天にも地にも、佛となるこの我が身ほど尊いものはない、人間として生まれたことを喜びなさい。という意味だそうです。誕生佛に甘茶をかけて、さぁ、白い象さんのお練がスタートです。
釈迦、誕生佛、天上天下唯我独尊。天と地を指差しています。
みんなで引っ張りました。想い出になりますね。
今日、像さんを引いて、お手伝いをした子は、佛様から大きな功徳を頂きます。よかったね。
可愛くて、かっこいい!
教務所を出発して、8番ラーメンの所まで行って、折り返して来ました。