七尾北湾に面する、10世帯の小さな在所です。 背後に、のと鉄道が走り、目の前には静かな海が広がります。
右に能登島、左に穴水の山々が見えます。能登島の祖母ヶ浦(ばがうら)と、穴水の曽良(そら)の柚崎の間が大口瀬戸です。七尾湾北湾から日本海へ通じる玄関口ですね。
中島げんきバスの停車場
海岸沿いに家が並びます。
最近では珍しくなった薪(たきぎ)です。
遠くにツインブリッジが見えます。
お話を伺った、瀬戸町会長(右)と松瀬さん(左)です。
かつては、よく交通事故がおきていました。
曲がりくねった海岸線の道路が危険なので、平成23年に横見バイパスが開通しました。
小さな、小さな漁港もあります。かつては、このあたりにぼら待櫓が立っていました。
隣在所の田岸の方を眺めます。
横見八幡宮、お熊甲祭り19末社の一つです。
大きな退避場には、海を眺めて休憩する車が止まります。
その先の岩の上にシャギが羽を休めています
望遠で撮りました。
山間を、のと鉄道が走ります。
ログハウスも建っています。
お二人に、横見に伝わるお話を沢山お聞きしました。
奥の山、御来谷(ごらいたに)付近に峨山道が通り、そこに六坊の石垣が残っているそうですが、ゴルフ場開発ブームの時に、在所の殆どの山が買われ、山に行く人も少なくなりその所在を知る人が少なくなっているそうです。
海岸には白壁と呼んでいた石畳の場所があり、そこの岩を崩しては、魚釣りの餌として
岩虫を捕っていたそうですが、その白壁は鉄道が引かれ、道路改良が行なわれて現在は無くなりました。
江戸末期、新潟から来た武士、佐野太郎左衛門の話や、天狗様の話など、面白い話が伝わっています。そ
れらは「第151回、うちの在所こんなと」の記事に紹介してありますので、興味のある方は、
自然・歴史・文化がいっぱい!
コンパクトシティー中能登・七尾