街かどニュース

悠久の歴史を持つ中島町代本


中島町代本の在所へ取材に行ってきました。
熊木川沿いの中島商店街の一角にあり、昔は宿場として栄えていました。
商店街は水銀灯が並び、七尾の大手町のように賑わっていたそうですよ!
しかし時代の流れとともに訪れる人が減り、商店は数店舗を残すのみとなっています。




商店街から少し歩くと、御舘の水とタブの木があります。
御舘の水は湧水の共同井戸で旧中島村民の日常の飲料水や洗濯の洗い水として使われていました。
昔はジュースの素を溶かして飲んだりもしたそうです。
大きなタブの木は昭和5年の大火でも燃えることなく、しめ縄をして保存されてきました。
春になると桜の花が咲く不思議な木です。





地元の方たちに殿山(とんやま)と呼ばれている城跡の近くには、
綺麗に整備された公園がありました!
遊具などはありませんが、静かでのんびりするにはいいところです。





在所の古刹、臨済宗定林寺。
南北朝時代に開基されたそうなので、かなり歴史がありますね。
七尾市指定文化財の仏像や絵画が収蔵されています。

少し散策しただけでも歴史を感じることができました。
その時々の歴史の積み重ねがあって今があるんですね~。

うちの在所こんなとこ第220回 中島町代本で詳しく紹介しています。