こみみかわら版バックナンバー

私の仕事は“小学校の校長”です

226小学校の校長

小学校の校長の仕事とは


学校で行われるすべてのことの決定や児童・教職員の管理・指導です。
安心・安全な学校づくりや児童の健全な育成のため、的確な判断や迅速な決断を行う責任の重さを感じています。



きっかけ


小学校の時の恩師に影響を受けました。児童を励ましながら、頑張りを認め、成長させていく恩師の姿に、子ども心に尊敬と憧れを感じ「先生」という職業に就きたいという思いを持ち始めました。



道のり


大学では好きな歴史を勉強し「中学校教員(社会)」で教員採用試験を受けました。しかし、狭き門で採用には至らず、小学校の教員を目指すことにしました。
大学を卒業後、通信教育で小学校教諭の免許を取得し、教育実習で実際の現場を体験。その時「ここが私の生きる道!」と思いを強くし、採用試験を受けました。初任は、加賀市の湖北小学校でした。



大変だったこと


0代、30代、40代と年齢と経験に応じて求められる役割が変化していきました。
責任ある仕事を任された時は、気が重くなることもありましたが、先輩や同僚の先生方に励まされたり、助けられたりしていく中で、子ども達と同じように、自分も成長していけたように思います。



仕事の喜び


一番の喜びは、子ども達の成長です。
今は校長となり、直接子ども達を指導することは減りましたが、子ども達がいろいろな学習や活動を行って行く中で、少しずつ心身ともにたくましく成長していく姿に教師としてのやり甲斐を感じます。



意外な世界


よく、「先生は夏休みがあっていいなぁ」と言われますが、実際は普通に毎日、仕事をしています。
補充学習や宿泊体験活動などの他、2学期に備えて研修会をたくさん行い、教師としては欠かせない授業力をアップさせています。



心がけ


「チャレンジ」と「全力」です。
「今の自分の力では、こんなことは出来ない」と思うのではなく、新しい事や少し難しいことに、前向きに取り組んでいくようにしています。自分が出来ることだけやっていても力はつかない、伸びていけないと思っています。もし失敗しても「その分だけ成長していける」と前向きに捉えています。



人生の喜び


小学生だった子ども達が大人になり、とても凛々しく立派に成長した姿を見ると、我が子のように感じて、ぐっと胸にきます。



未来


私は生まれ育った石川県が大好きです。子ども達に、ふるさとに誇りと愛着を持ち、このふるさと七尾でたくましく頑張ってくれる、そんな人間になれるように育てていきたいと思います。


住所:石川県七尾市鵜浦町下部20番地


電話:0767-58-1301


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