こみみかわら版バックナンバー

夫婦榎(えのき)の木


湯川に一対の夫婦榎がありました。
追っ手を逃れた侍大将がこの地に逃れひっそり暮していましたが、見つかり殺害されてしまいました。
村人が手厚く葬りその上に榎を植えたのです。

今は道路工事により一本の株を残して奉っています。


釣り広場


大田火力発電所の温排水口の周りが釣り広場として開放されています。
排水口からの流れが強く渦を巻いています。
クロダイやメジナが良く釣れ、太公望が集るスポットで常連も多いです。

今年は発電所業務の為、7月31日まで臨時閉鎖となります。


弁慶の割石(江曽町)

江曽川の上流の山に真っ二つに割れた巨石があります。
割れた面がまっすぐでみごとです。片方は山の下にあります。

その昔、弁慶がこの地を通りかかった時、山の神にどれほどの力持ちかとからかわれ、
怒った弁慶が大長刀で割ったと伝わっています。


前田利家ご両親の墓


山の寺の休嶽山長齢寺にあります。
利家は天正9年10月能登23万石の国持ち大名となったことで七尾に両親のお墓を作りました。
父は名古屋で、母は岐阜で亡くなっています。
利家は45歳から1年半七尾で暮らし、金沢へ移りました。


湯川温泉の源泉


崎山川の中から涌き出る源泉です。湯川町の町名の由来となっています。
北陸では珍しい天然ラドン含有温泉で火傷などの皮膚病に効果があるといわれ、
江戸時代には湯治場として多くの人が訪れていました。
現在は龍王閣で入浴することができます。


七尾国家石油ガス備蓄基地


三室町に平成17年7月に完成。液化石油ガスが備蓄されています。
ほとんど輸入に頼る日本は湾岸戦争を機に、備蓄施設の建設が始まりました。
高さ45m、直径60m、容量5万トンの低温タンクが5基建設されています。
全国で1番最初に建設された基地です。


海門寺(大田町)


鎌倉以前からの古刹で天台宗、臨済宗曹洞宗と移り変わりました。
畠山五代藩主の次男が住職を務めた時もあります。
上杉の侵攻で廃尽に期しますが幸いにも秘宝の千手観音だけが
戦禍を免れ国指定重要文化財になっています。
前田利家の祈願所でもありました。


赤浦潟


昔は海の入り江でしたが、防湖水門が出来てから、
海水と淡水の汽水湖になり、今では完全な淡水湖です。
一周約4、4kmあり、毎年鯉の稚魚とワカサギの卵を放流します。
かつて赤浦の祭りでは真紅の旗を立て神輿船と囃子船で潟を回りました。


座主家(中島町藤瀬)


江戸時代の口能登地方の標準的農家で入母屋平入り造りの合掌茅葺の建物。
昭和46年に国の重要文化財に指定されています。
昭和54年に座主家当主に月光観音のお告げあり「病の治る水」藤瀬の霊水が発見されました。


城山陸上競技場


昭和30年代自衛隊により後畠町の原野を開き作られました。
平成15年に全天候型グランドに改修し判定カメラも備え日本陸連公認競技場となり、
平成19年に北陸マスターズ陸上選手権が開催され女子800mで公認の日本新記録が出ています。


大森玉木像(愛宕山)


大森玉木(たまき)氏は明治19年直津に生まれ、衆議院議員を6期勤めました。
東京浅草で玉木座を開き、七尾府中町にも玉木座を旗揚げ市民に憩いの場をもたらしました。
病院建設に多額の寄付をするなど尽力し名誉市民の称号が贈られています。


お熊甲祭(くまかぶと)


通称二十日祭と呼ばれる中島の祭り。
国の重要無形民族文化財に指定される真紅の大旗が秋空と緑の木々に栄え
情緒豊かな鉦太鼓の音色が里山に流れます。
そのリズムにのせて舞う天狗のお面の猿田彦もどこか異国的で、千年の歴史があると言われます。


弘法の水

田鶴浜大津の在所に湧き出る名水。
約千二百年前、日照りが続き悪疫が流行し村人が困っていた時、
衣も破れた旅の僧侶が現れこの泉を掘って下さいました。
その僧侶が空海こと弘法大師だと知り村人は報謝のお堂を立て今でもお参りを続けています。


千野の竹林


タケノコで有名な七尾の千野町には、孟宗竹の竹林が広がります。
加賀藩では金沢の別所、氷見の宮田、七尾の千野がタケノコの三大産地でした。
赤土の土壌で育つ美味しいタケノコは市場でも人気で1割高の価格でも
買い求める人が多かったと言います。


津向のメガソーラー


平成29年、七尾市津向町に突如現れた巨大な太陽光発電。
ひよこのイセ食品が遊休地を活用して建設しました。
地球の温暖化対策の一環でもある太陽光発電です。25haと広大な敷地で年間に
一般家庭で約9000世帯が使う電力を発電します。


大津潟の天然うなぎ


大津潟には近くの弘法の水と水源を同じくする名水が流れ込み、川エビや御所守貝などが生息し、うなぎが育つ環境があります。稚魚を放流し後は自然に任せて成長を待ちます。
春彼岸から秋彼岸までが漁期ですが、中島町の割烹お富で食べられます。


出会いの虫送り


中島町の小牧と外地区の伝統行事で6月第2土日の2日間行なわれます。鐘太鼓を打ち鳴らし、松明を掲げた老若男女が 「どろ虫ゃ、出てけ~」「うんか虫も~」と大きな声で畦道を進みます。
終盤二つの地区が合流し幻想的な灯りが里山に揺れます。


岩屋の清水


藤橋町能登病院口の交差点脇にある岩屋の水は岩窟の中から湧き出でる清水です。
古くから飲料水や酒造りに用いられて来ました。
明治に入り港に寄港する船が多くなり飲料水を補給するため木管をつないで水を送りました。
七尾の水道の始まりです。


鳥越の芝桜(中島町釶打地区)


鳥越の在所に咲く絨毯のような芝桜。
国の制度補助を利用し、在所で参加出来る人たちが一年を通じ四季折々の花が観られる所をと整備を進めてきました。
芝桜5,050株のほか、紫陽花しだれ桜にツツジ、紅葉やシャクナゲなども植えられています。


栃乃洋関の顕彰碑

石崎町出身の力士で現役時代の最高位は関脇です。
十両優勝2回殊勲賞3回、敢闘賞2回、技能賞を1回と活躍しました。
七尾商業から拓殖大に進み、学生横綱にもなりました。
現在は春日野部屋竹縄親方として後進の指導をしています。