第53回 七尾市青葉台町
在所の由来
下町と八幡町の山を開いて団地にした町でね、造成したのは福井県の三谷不動産でね、七尾の青い空と山の緑をイメージして、青葉台町と命名したと聞いとるよ。
昔と今
市議会で正式に青葉台町として認められたのは昭和55年でね。 まだ34年しか経っていないので、歴史は浅いんだよ。 売出し当初は3世帯しかなくてね、少しずつ家が建っていったけど、10年間は在所の形態がないまま、ただ住んでいるという状態だったよ。 まだ管理事務所があってね、管理人がお世話をしていたね。 当時は、広々としていて、ウグイスの声で朝を迎えるのが楽しみだったよ。 街の発展と共に自分の人生も発展していくんだという夢を抱か せる雰囲気があったね。 それと、今思えば バス停を設置する時も大変だったな。「人も居ないのに、まだいらないでしょ」となかなか相手にしてもらえなかったけど、バス停があれば人が増えるからと掛け合ってね。 昭和59年にバス停が出来たときは嬉しかったね。
町会の取組
平成10年によさこいのイベントをやって、それから町内会として結束してきたね。 今は、花見・消防団・お祭りなど皆で協力しているよ。10月5日の祭りでは、神社が無いので山車に神様に光臨賜り祭りをするんだよ。獅子舞は徳田町から教えてもらったんだよ。 次は神社を建てるか、神輿を作りたいね。
町の自慢
小学生までの子どもが27人いて、 子どもの行事も沢山あるよ。 この子達が青葉台の宝物で自慢だよ。 この子達と一緒に町の歴史を築いていくことが大事だと思うとるよ。
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