こみみかわら版バックナンバー

第19回 「輝け!郷土の星」 バドミントンの伊藤 恒哉くん(田鶴浜中2年)


最後の年


田鶴浜中学校、今年59回目の卒業式を終え歴史に幕を下ろします。そんな最後の年だからこそ、「ラストステージに必ず結果を出そう」を合言葉に全部員で頑張ってきました。去る2月12日の石川県中学生選抜バドミントン大会で団体優勝。個人シングルでも恒哉くんが優勝、見事に有終の美を飾ることが出来ました。昨年7月の石川県中学バドミントン大会でも団体優勝、恒哉くんは個人ダブルスで優勝し全中
にも出場しています。


地域の力


顧問の相神先生は、一昨年度は県体に出場出来ず、昨年度はやっと出場するも1回戦敗退、そんなチームがこうして強くなれるのは、地域に支えられているからだと言います。実は田鶴浜中学は平成7年に全国大会で優勝しています。そしてかつての相馬小学校も東日本大会で優勝しており、現在も相馬田鶴浜バドミントンジュニアクラブがその伝統を引継ぎます。中学校の部活も地域の先輩や父兄が指導してくれます。中学に入学した時は小学生7年生みたいな、まだかわいい1年生が、地域の指導者によって心構えから始まり、目標を持って練習に励む中、いつしか逞しく成長していく姿に地域の力を感じるといいます。



田鶴浜中 バドミントン部


期待のホープ


恒哉くんは北國杯でも小4から5連覇を続け、今や石川県では敵なしです。県のバドミントン協会も数年に一人の逸材として大きな期待を寄せています。小1からお兄さんが通うジュニアクラブへ連れて行かれ、バドミントンの面白さにのめり込みます。練習で辛いと感じたことがないという恒哉くんは、常に目的を持って練習に臨みます。試合で上手くいかなかった所の克服に向けて、何度も何度も徹底して練習します。そしてそれがクリア出来たら次の課題を見つけ、また何度も何度も徹底して練習を行います。そうして、ひとつ、ひとつ、目の前の課題を確実に解決させながら実力をつけて来ました。今までに一番嬉しかったことは団体戦で優勝した時だと言います。個人優勝よりも団体優勝が嬉しかったという恒哉くんは「みんなで勝って気持ちが一つになれることが嬉しいんです」と話してくれました。実は小学生から注目を集めていた恒哉くんには、バドミントンの名門、金沢市の高岡中学へ進む道もありました。しかし今まで一緒に頑張ってきた仲間と共に中学でも一緒に頑張りたいと田鶴浜中学に進みました。そんな仲間思いの優しい心根の恒哉くんですが、コートに立ち一旦スイッチが入ると負けず嫌いが出て練習でも勝負にこだわり真剣に戦います。一つのことに真剣に取組み結果を出す。それが自信となって放たれるスマッシュはかなりの迫力です。石川県代表として3月25日から岡山県で開催される全日本中学生バドミントン選手権での活躍をまずは期待し、今春スタートする新生七尾中学校、そのファーストステージに浜中魂をどう刻むか、輝かしい1ページを楽しみに期待します。頑張れ!恒哉!!頼むぞ!恒哉!!



校訓「自主創造」