こみみかわら版バックナンバー

第22回 「輝け!郷土の星」 陸上400mの 野田 大河くん(七尾高校3年)


北信越大会優勝


今年6月の北信越高校総体陸上競技400mを47秒50で走り見事優勝した大河くん。この記録は全国ランキング7位で、今月29日に山形県で行われるインターハイで入賞を目指します。実は5月の石川県高校総体では2位でした。これは直前の全国合宿で怪我をして調整不足で臨んだ結果です。今年この種目は石川県勢が強く、北信越大会で1位七尾高校の大河君、2位は金沢高校の的場君、3位に二水高校の森君と石川県が独占し揃ってインターハイに出場します。このクラスになると0.5秒の範囲で順位が大きく入れ替わり、その時のコンディション、精神力が結果に大きく影響します。


陸上400m競技


御祓中学のサッカー部で活躍した大河君は走ることが大好きで、高校では自分自身の可能性を試したいと陸上部に入部します。1年生の県新人大会で400mに出場し52秒50で4位入賞し、2週間後の北信越新人大会では49秒90で9位でした。この時400mでやっていこうと決意します。大河君のレースは前半じっと我慢して後半で相手の出方を見てスパートをかけラストで差します。昨年はインターハイ、ジュニアユース、国体など大きな大会に出場しますが全て準決勝で敗退。しかしこの経験が自信となり、今年は大きな大会でも緊張せず落ち着いて自分のレース展開をコントロール出来るようになりました。また全国トップクラスの七尾高校に今年着任した中西監督は、限られた時間の中で練習と勉強の成果を少しでも高めるために陸上部に専属トレーナーを置き、部員が心身共にベストな状態になるようきめ細かな体調管理と練習メニューを指導します。大河君も一つ一つの練習がどう走りに結び付くのか、その意味を理解し練習をすることが大切だと話します。レースではラスト100mが一番辛く体が動かなくなります。そんな時、子どもの時から自分がやりたいと言ったことには、全面的にサポートしてくれる家族の声援が聞こえると、ナニクソ! 絶対に負けるかー!という気持ちが湧いてきて最後は気力だけで走ります。走りに迷いが生じた時に愚痴を聞いてくれ、肯定的に共感し後押ししてくれる母の言葉に何度も救われましたと話す大河君から心底家族に感謝していることが伝わって来ます。文武両道の七尾高校、勉強は?との質問に「今は練習に集中し隙間に勉強を入れています」と笑います。7月29日インターハイ初日に予選、準決勝、決勝と1日で3本の過酷なレースになりますが、大河君は入賞と石川県記録を更新することを目標に3本とも全力で走って来ますと力強く宣言しました。練習は厳しいが自分がやりたい事をやっているので、とても楽しいと言う大河君の自信に満ち溢れた姿をとても頼もしく感じました。



石川県勢強し!


家族に感謝


七尾高校に今年着任した中西監督は、限られた時間の中で練習と勉強の成果を少しでも高めるために陸上部に専属トレーナーを置き、部員が心身共にベストな状態になるようきめ細かな体調管理と練習メニューを指導します。大河君も一つ一つの練習がどう走りに結び付くのか、その意味を理解し練習をすることが大切だと話します。レースではラスト100mが一番辛く体が動かなくなります。そんな時、子どもの時から自分がやりたいと言ったことには、全面的にサポートしてくれる家族の声援が聞こえると、ナニクソ! 絶対に負けるかー!という気持ちが湧いてきて最後は気力だけで走ります。走りに迷いが生じた時に愚痴を聞いてくれ、肯定的に共感し後押ししてくれる母の言葉に何度も救われましたと話す大河君から心底家族に感謝していることが伝わって来ます。文武両道の七尾高校、勉強は?との質問に「今は練習に集中し隙間に勉強を入れています」と笑います。7月29日インターハイ初日に予選、準決勝、決勝と1日で3本の過酷なレースになりますが、大河君は入賞と石川県記録を更新することを目標に3本とも全力で走って来ますと力強く宣言しました。練習は厳しいが自分がやりたい事をやっているので、とても楽しいと言う大河君の自信に満ち溢れた姿をとても頼もしく感じました。
郷土のみんなで応援しているからインターハイ頑張ってこいよ!
フレー、フレー、 大河!  頑張れ!頑張れ! 大河!



七尾高校 陸上部