こみみかわら版バックナンバー

第23回 「輝け!郷土の星」ボクシングの 山本 愛翔くん(天神山小6年)


東日本チャンピョン


8月13日、大阪府立体育会館で開催された日本ボクシング連盟主催の全日本アンダージュニアボクシング王座決定戦に小学男子38キロ級の東日本代表として出場した愛翔くん。この大会は東京オリンピックに向けた強化事業でもあり、全国各地の予選を勝ち抜いた小中学生が日本一をかけて闘いました。決定戦の相手は地元大阪の西生野小の選手で、愛翔くんより10cmも背が高いアウトボクサーです。141cmと小柄な愛翔くんは相手の懐に飛び込むファイタータイプのボクサーです。相手の声援しか聞こえないリングで果敢に攻め込みましたが、残念ながら判定で敗れ日本ランキング2位となりました。


魂に導かれ


テレビでのボクシング観戦が好きだったわけでもなく、親が勧めたわけでもないのに、なぜだか小さい頃からボクシングがしたいと思っていた愛翔くんです。七尾ではボクシングを習う環境が無いので、代わりに空手を習う事にしました。極真空手の流れを組むフルコンタクト空手七尾市武神政浦道場に小1で入門し稽古を続けていたのですが、4年生の時、学校での2分の1成人式の参観日、愛翔くんは、将来の夢「ボクシング世界一」と書き、僕はボクシングで頑張るので、お父さん、お母さんサポート宜しくお願いします!と発表しました。参観していたお母さんはビックリしました。父親に相談したところ本人が選び進みたい道ならば、その気持ちに添うのが親の役目だとボクシングを習わせる事にしました。空手を続けながら羽咋ボクシングクラブに通い始めます。空手でも全国大会に出場し活躍していましたが、二兎追うものは一兎も得ず、と小5の6月からはボクシングに専念する事にしました。現在は学校が終わってから月、木は羽咋のボクシングクラブで、その他は金沢のカシミボクシングジムに通って、縄跳び、サンドバック、ミット、シャドー、スパーリング、腹筋など毎日2時間の練習を行っています。



気迫のリング


目指すは!


普段は友達とゲームをしたり、バスケットを楽しんだり、ユーチューブを見て楽しむ小学生です。しかし一旦リングに上がると気が荒いファイターに変身し、相手をガンガンと倒しに行くスタイルのボクシングをします。ボクシングに賭ける熱い想いは愛翔くんの言葉の端々から伝わってきます。将来の目標を質問すると「プロになって、世界一になることです!」と力強く答えました。更に「テレビに出ている世界王者の井上尚弥選手を超える強いボクサーになることが目標です」と具体的で大きな目標があることに驚きました。魂に導かれ、始めたボクシング、毎日遠方のジムへの送迎、減量のための食事管理など家族をも巻き込み、ジムの会長からも将来を期待されています。周りをその気にさせるエネルギーは愛翔くんの世界一という強い願望の賜物です。何事も成功の秘訣は情熱・熱意・願望を強く持つことだと言われますが、今まさに成功への道を歩み出している愛翔くんです。
強い信念を持ち続け、目指せ! 絶対に世界一を!!



カシミジムの仲間と!