こみみかわら版バックナンバー
私の仕事は“和食 料理人”です。
和食、料理人の仕事とは
私の場合、旬の食材を活かし、味、色、形、器が調和した料理をお客様に食べて頂き、五感で、ご満足を頂くことです。
きっかけ
幼少より、母の手ひとつで育てられました。小学校3年生の時、仕事から帰る母を喜ばせたくて夕飯を作り始めました。「おいしい」と母が喜んでくれることがとても嬉しかったことを覚えています。
京都へ
18歳で、京都平安神宮内の「六盛」という料理店へ修行に入りました。
掃除、皿洗い、使い走りが主な仕事でした。ここでの2年間が、料理の世界の始まりでした。
金沢へ
料亭「杉の井」で20歳から25歳まで修行させて頂きました。ここで本格的に日本料理の基本と技を学びました。
料理長は、全てに徹底した人でした。おかげで、食材へのこだわり、器の選び方、盛り付け方など、妥協を許さず、日本料理の奥深さと、料理人としての情熱を教えて頂きました。
七尾へ
ふるさと七尾へ戻り「秀よし」で29歳まで板前として働きます。まだまだ修行の身ですが、少し自信もついてきた頃で、自分なりの創作料理を考えるのに没頭した時期でもあります。
ここでは昼、夜と地元のお客様が多数お見えになり、料理を通して、非日常の少しの贅沢を味わい、笑顔で「ありがとう」「おいしかったよ」と言われることが、なにより励みになりました。
自分のお店
懐石「はなおか」では、お客様に十分に満足と納得のいくひと時を過ごして頂きたいと、創作料理に取組んで来ました。
この度、オープンした中能登町「道の駅」の関係者より、出店のお話を頂いたときは、随分悩みましたが、少しでも多くの人に、非日常の懐石料理を、日常で気軽に召し上がって頂きたいと思い、和食「おり姫」を開店致しました。
料理のこだわり
目で楽しみ、味で癒されるよう、どんな料理にも必ずひと手間かけます。
料理人の意外な食事
お客様のためなら、手間を惜しまないのですが、自分の食事は簡素なものです(笑)
わたしの人生
朝から晩まで、お客様をどう喜ばすか、料理の事ばかり考えています。
それが私の人生です!
住所:中能登町井田ぬ部10番地1
電話:0767-76-2777
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