こみみかわら版バックナンバー

第1回 七尾市相生町


在所名の由来

江戸時代には、『中小池町』という地名で呼ばれ、
それが『中桶町』となり、明治時代に行われた
町名変更の時に『相生町』になったと言われています。

「相生町ってどんな町ですか?」

この町に暮らしてから30年ほどだが、昔は、町全体の景気もよかった。
今は、人通りも減ってしまったが、トンチンカン共和国としてがんばっている『商店の町』だよ。

「 この町の特色はなんですか?」

お寺が4軒もあるんですよ。そのこともあってその昔、桶、仏壇屋
など寺関係の装飾品のお店がとても多く、「中桶」と呼ばれていたの。

そんな、お年寄りが慣れ親しんだこの町の呼び名を会の名前にしたのが
『なかおけ会』その会の参加資格は、75歳以上の女性のみなのよ。

「結成のキッカケは?」

4年前、私が町内会長の時に、七尾市からお年寄りの痴呆防止の為
「いろいろなところへ連れ出して下さい。」という要請で、
年間6万円の予算を頂き発足しました。予算は、3年間で終了。

4年目の今年も、自主的に新年会をしたり、桜をみたり、
月に1回は必ず集まって楽しんでいます。
結成当時は 13人。現在は 8人。だんだん減って寂しいです。

「相生町のこれから」

もうすぐ、青柏祭。町あげての行事は、やっぱり、でか山。
今年は、相生町が府中でか山の人形番です。
相生町へ『人形見』に来て下さいね。
町が老人中心になっているので、これからは、若い人にお願いして、
町会をもっともっと盛り上げてもらいたい。

ちえの一言

人と人。絆。支え合い。
すばらしい町のお話を聞かせて頂きました!