こみみかわら版バックナンバー

第18回 能登島向田町


七尾北湾に面し、島の中央にある向田町。ガラス工房やガラス美術館、また近くの海には、バンドウイルカが生息しイルカウォッチングに訪れる人が多い町です。

さっそく町会長の高橋さんにお話しを伺います。

町名の由来

かつて伊勢神宮の御厨だったことから神田と呼ばれ、それが向田になったと言われている。

町の歴史

古くは縄文時代から人が住んでいたようだね。昔の交通は船が中心だったから便利で人口も多かったみたいだよ。

昔と今

家の前がすぐ海でね、手作りの竹竿で魚を釣って遊んでいたよ。夏は、田んぼにホタル、そわじ浦にも海ボタルがきれいだ。近年、またホタルが増えてきたよ。能登島大橋ができた時は、「うれしかったっ」しかし、人口の流出は止まらなかった。その代わり、増えたのが交流人口だよ。

誰にでも優しい向田町

料理人 ガラス職人、 陶芸家 カヌー制作者など新しく向田に住みついた人が20人はいるかな。「住みたいけど、仕事がない」これが現実だ。だから能登島ロードレースとか里海里山事業などを通して交流人口を増やし、仕事を増やし、結果、定住者が増えるという活動をしているよ。

かずの一言

青い海と空。一度来たら、また来たくなるのが能登島向田町ですよねー。