こみみかわら版バックナンバー

第20回 七尾市木町


七尾駅から海に向かい平行に5つの通りがありその4つめの通りに木町があります。

そんな木町の町長仲村さんを訪問しました。

町の歴史

この辺は、前田利家が七尾城に入り、小丸山に城を造るために御祓地区を整備してできた町だといわれてるね。もう430年も前になるよ。300年ほど前の書物・能州紀行に、資料では初めて木町の表記があるね。

子供の頃

自分が子どものころは、まだラジオしかなくてね。祭りが楽しみやったよ。4月に七尾西部地区のちょんこ山、5月にでか山と、七尾がにぎわって活気があったよ。地元のちょんこ山のしゃぎり(笛や鉦や太鼓の祭囃子)の音で育ったんよ。

現在

今はちょんこ山保存会の会長をやらせてもらっとる。子供の数が減ってさびしく感じるけど、微力ながら色々取り組んどるよ。現在しゃぎりは録音されたものを流しとるんやけど、今後は、昔みたいに生でやりたくてね。4月の祭りやけど、月明けから練習しとるよ。少しでも昔の活気を取り戻したいと思っとる。

今後の町づくり

木町は祭りをもっとるからね。チームワークがあるよ。50世帯ほどの町やけども、ちょうどいい感じでまとまりがあるよ。町が家で町会が家族や!祭りにほとんどの人が参加してくれてみんなで盛り上がる!そんな木町にしたいねぇ!

けいこの一言

ちょんこ山を生のしゃぎりで
ぜひ見てみたいですね!