こみみかわら版バックナンバー

第25回 七尾市徳田町


七尾の南部に位置し、JR七尾線徳田駅を中心に拓けた町です。

徳田町町会長 田中明彦さんにお話しをしていただきます。

歴史

徳田地区は、徳川幕府時代、下町と八幡町が天領だった。残りが前田家の領地だった。それで、徳川の徳と前田の田をとって徳田地区としたそうです。明治31年に駅が出来、徳田駅が誕生。その周辺を徳田地区の徳田町としました。

戦争時、栄えた町

日露戦争時代、徳田町は、宿屋・芝居小屋・色街などで賑わい、また、太平洋戦争時代は、兵隊さんを汽車で七尾から徳田まで送り、家族は徳田駅で降りて、食事や一杯飲んで七尾に帰る習わしがあったそうです。

昭和48年から現在

住宅が増え続け、現在211所帯・町民530人。今は、増えもせず落ち着いています。世帯主のほとんどがお勤めの人です。また、学校がある町で、七尾東雲高等学校・朝日中学校・朝日保育園があり、朝・夕に学生が行きかう町です。

和気あいあい

花見会・夏祭り、町民の交流はたくさんあります。中でも秋祭りは、獅子舞・神輿と町民をあげての祭りです。まだ若い町のせいか、みんな和気あいあいと生活を楽しんでいる町です。

町に学校があるせいか、青春の匂いがしました(笑)