こみみかわら版バックナンバー

第29回 七尾市大野木町


崎山半島北端部に位置し、灘浦海岸沿いの町で海を挟んで見える立山連峰と珠洲の突端に感動します!

大野木町町会長坂東俊治さんにお話を伺います

町の歴史

町にある聖徳寺が建てられたのが550年前。室町時代で畠山の殿様が七尾に来てない時代やね。町名は大埜木村という名前で、400年くらい前にはあったみたいやわ。

七尾鉄道発祥の地

約20年前に若い層のパワーで圃場整備の取り組みが盛り上がって、平成4年に完成したよ。農村公園と集会場もその一環で建設してね。最近はサラリーマンが増えて兼業農家が多いけど、その整備のおかげで合理的に作業出来とるよ。おかげで余裕があるんか、田んぼの草刈りも誰が言うでもなく誰かが始めると我も我もとみんなやり出してね。この辺の田んぼはほんとに雑草もなくキレイやよ。

現在

世帯数は50ほどで人口は170人ぐらい。行事は4月の春祭りと9月の秋祭りがあるね。グランドゴルフ大会には老若男女問わず集まるね。12月初めに敬老会もあるよ。町内のバス旅行は何十年も続いとって、バスいっぱい50人以上参加してくれるよ。7月の海開き前に浜の掃除をみんなでしとるよ。この辺の海は遠浅で子どもが安全に泳ぐのに最高やよ。
大野木は自然環境に恵まれとる。自然との共存共栄を図ってご近所さんとも助け合って楽しく暮らしていけとるよ!

けいこの一言

随時変化する美しい海に、
時も忘れて眺めてました。