こみみかわら版バックナンバー

第30回 中島町小牧


小牧集落は、中島町の七尾西湾に面し、約100世帯・人口約250人の、海・里・山に恵まれた風光明媚なところです。


小牧町会長の泉 一秋さんにお話を伺います。

小牧の歴史

小牧の地名が初めて文献に現れたのは、室町時代で、それまでの集落は、北側から多気志(現在の田岸)・長前・深浦となっていたが、その長前が現在の外と小牧に分かれて集落が誕生したとされています。

小牧の特徴

半分は近代的、半分はよき昔を残す地区です。地区内には、国民宿舎小牧台や猿田彦温泉いやしの湯など近代的な施設があります。でありながら、いまだにお互いを昔のままの屋号で呼び合う習慣を残し、区民皆親しい間柄です。

林業で栄えた小牧

昔の小牧は、林業で栄えました。ほとんどが林業、農業、漁業で生計をたてていました。今、これら専業者は数名で、また少子化の影響が深刻化しており、限界集落の心配もあります。

小牧壮年団

現在の小牧集落の運営には、小牧壮年団30名が中心となって、各種行事やお熊甲祭などを担い、また、高齢者支援事業に取り組み、買い物支援・ゴミ出し支援など、お年寄りの支援活動を積極的に行っています。

小牧の絆

小牧では、昔から中学を卒業すると壮年団の入団式を行います。そのせいか皆、小牧や壮年団への愛着と団結心は強く、助け合いの精神で仲良く生活しています。愛する小牧は、平和で暮らしやすい地区です。

かずの一言

住民の皆さん、幼なじみのような仲良しさんでした。