こみみかわら版バックナンバー

第223回 七尾市泉南台


在所名の由来

ここは石崎と奥原の一部を平成八年から平成二十年にかけて区画整理して出来た新しい町なんだ。
和倉温泉の南の高台に位置することから、温泉の泉、和倉の南、高台の台で、泉南台と名付けたらしいよ。

昔の在所

昔と言っても新しい町なんで歴史は浅いからね。

平成二十一年十月二十五日に第一回の総会が開かれているんだけど、その時で二十数軒とアパート三棟が建っていたらしいよ。十一年前に私が求めた街区には一軒も建っていなかったので区画はどこでもより取り見取り好きな所を選べたよ。それでも七十二軒目だったんだ。

近隣の田鶴浜や能登島、石崎を中心に県外からも移り住んでいるよ。二十代、三十代、四十代が大半で六十五歳以上の高齢化率は約六パーセントで街中は子供だらけだよ。

最初の頃にはゴミはお隣のひばり町内会へ出させてもらっていたんだ。初代町内会長が坂誠一さんで五年間、二代目が私で九年目になったよ。

現在の在所

毎年人が増え続けて百四十世帯になっているけどまだまだ増えそうだよ。
いろんな所から移り住んでくるけど泉南台に生まれた子供たちはここが故郷になるんだ。
だから今を暮らす人たちで歴史を育んでいかなければね。

神社がないので伝統的な祭りは出来ないけど、親世代は実家故郷の祭りがそれぞれの祭りなんだ。
そういう環境もあるので新しい町には、まず暮らす人が顔を合わせて交流していくことがより現実的なんだよ。
コロナ禍が収束したので令和三年に完成したばかりの泉南台集会所で八月にバーベキュー大会を行ったけど、お楽しみ抽選会や線香花火など親子で楽しみ賑わって良かったよ。

また「楽しもうよ泉南台」というグループも立ち上がっていて、十二月にクリスマス会をやろうということでクリスマスの絵本の読み聞かせ、マジックショー、レクリエーションゲーム、ビンゴ大会などを企画しているんだ。
ここはどんどん子供が増えているけど石崎小学校と和倉小学校へ通う児童に分かれるので町内で子供同士の交流や親睦も深められればと初の試みなんだよ。

将来的には子供会が発足してくれればと願っているんだ。町内で趣味など気の合う仲間同士で集会所をどんどん活用してもらって元気で楽しい町にみんなでしていきたいね。

あきこの一言

踏み入れば、街並みに響く子供の声。
歴史をつくる楽しみな在所。