第33回 中能登町羽坂
町名 羽坂の由来
大昔、羽咋市の鹿島路にある邑知潟は、良川から一青付近まで広がっていたと言われ、その邑知潟に住んでいた毒蛇(大蛇)が、人々を苦しめて困っていたのを、鳥屋比古神(鳥屋比古神社)が退治した。その時に射た矢が落ちたところが、この地であったことから羽坂とつけられたと神社ご由緒などに記載されているね。
昔と今
かつて織物の町として栄えていたが、今では一軒もいなくなったよ。 住民の半数が兼業農家で、ほとんどが勤め人の町だね。
人口と戸数の推移
現在 人口317人 戸数111戸 昭和30年代 468人 戸数89戸 人口はわずかに減っているが、戸数は増えているよ。
羽坂の自慢は
土地や風景とかでなく、なんといっても、区民の絆「ふれ合い」が自慢。 壮年団、女性会、子ども会など、一時期会員が減少して存続の危機もあったけど、最近は会員数も増えて、 活動も盛んやね。 特に老人会の活動が活発で地域からも注目されているよ。 10月に行われる区民感謝デーでは、各組織の協力のもと、羽坂区民全員が朝から盛大にばか騒ぎをするんよ。 区民相互のふれ合いが羽坂のもっとも自慢したいところやねー。
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