こみみかわら版バックナンバー

僕の仕事は"鍼灸師"です


鍼灸師とは

身体の都合が悪い方に鍼やお灸を用いて施術すること。また大きな病を予防することです。

きっかけ   

中学の野球練習で半月板を痛め、数々の治療院に通ったけれど治らず、悩んでいたら、友人のお母さんから、鍼灸を勧められた。するとすっかり良くなり、おかげで高校でも野球が出来た。それが鍼灸との出逢いで鍼灸師になろうと思った。「今も社会人野球でピッチャーを続けています」

鍼灸師への進路   

「僕の場合は、高校を卒業後、鍼灸院に勤めながら鍼灸専門学校へ通いました」

大変だったこと   

朝、鍼灸院勤務。昼から夕方は、学校。夕方から鍼灸院勤務。夜、身体のつぼ、解剖生理学など勉強。
僕の場合、三年で国家試験に合格し資格を取得。そのとき21歳。「結婚も重なり、大変だったけどゴール出来ました」

鍼灸師としての始まり   

「富山の治療院で、最高の師匠に学び、その後、中能登で開業しました」

よろこび   

日々、患者さんに施術して、楽になったと言われるのが幸せ。

鍼灸の意外な世界   

「保険が適用されます」(医師の同意書が必要) 「鍼が実は髪の毛ほどの細さで痛くないんです」
「お灸も、火傷するほど熱くはありません」
「鍼灸の各種疾患予防効果は日本より海外の ほうに、より高く認められています」

心がけていること   

「痛みは、その人のストレスから来ているケースも多く、だから僕は治療中の会話も大切に思っています」

未来   

「日々、痛みの原因を広く学びながら、ひとりでも多く、痛みに悩んでいる方を助けたいです」

人生の喜び   

妻と子供二人が僕の喜び。子供は、あと二人ほしい。休日は家族と出かけたり、一緒に過ごす事。「鍼灸師になって本当によかったと思えることが幸せです。僕に起きたすべてのことに感謝しています」

坂井 亮太 27才

中能登町 サカイ鍼灸院