私の仕事は"消防士"です
消防士とは
みなさんの命や財産を、火事などの災害から守ります。病気やケガをした人の手当をしながら病院へ搬送します。危険な場所からみなさんを救助します。
町を守る男への憧れ
大学を卒業後、社会福祉施設で8年間勤務。結婚を機に、これからの人生を考えた時に、何の努力もせずやりたい仕事をあきらめてしまうことが「悔しい」と感じました。
決意
消防士の試験を受ける決意をした私は日中は仕事、夜は筋トレと勉強。長年のデスクワークで、懸垂が一回も出来ないほど体がなまっていました。しかし、「もうあきらめたくない!」と筋トレをやり続けました。
始まり
合格して半年間、消防学校で勉強した後、七尾消防署勤務、現在二年目です。
よろこび
救助を求める方を救出できた時、「消防士になった」と実感しました。
仲間
市民を守る為、災害時には私たちは危険な現場に行かなければなりません。市民だけでなく、仲間も守ることが大切です。私が仲間を信頼するように、「私も仲間から信頼されたい」そう思います。
消防士の意外な世界
消防の世界は、とにかく「厳しい」というイメージでしたが、仲間たちがとても「明るい笑顔」をしているのが意外でした。
心がけ
私たちが出動した時には、危険な現場で重い装備を身に着けて活動しなければなりません。
しかし、「助けを待つ人はもっと辛い思いをしている」どんな状況でも助けを待つ人への思いやりと「絶対助けるっ、あきらめないっ」そんな気持ちで挑んでいます。
人生の喜び 人生の喜び
高齢の方も子供たちも安心して生活できる地域を私も一緒に作っていきたいと思います。
人生の喜び
よき仲間達と出会い、一緒に汗を流して笑いあえる。そんな消防士になって本当によかった。
今年生まれる子供にも、「自分の夢をあきらめないっ」そんな風に生きてくれれば幸せです。
私を後押ししてくれた妻に感謝します。
森 宣聡 30才 七尾消防署 勤務二年目