私の仕事は"水族館の飼育係"です
飼育係とは、
わたしの場合は、水族館の生き物のお世話をすることです。
きっかけ
子供のころ、熱帯魚を観て「きれいだな」と感じました。
中学になり、自分で熱帯魚を飼い、漠然とですが、そういう仕事につけたらいいなと思っていました。
進路
大学の水産学部を卒業して、水産総合センター、中央卸センターなど、魚関係のアルバイトを一年くらいしました。
県の広報でのとじま水族館が人材募集をしているのを見て、応募したところ合格しました。23歳でした。
最初の仕事
イルカの担当になり、数か月の特訓を受けて、イルカショーのステージにたちました。
イルカは、ベテランだと言うことをきくんですが、新人だとばかにするのか、まったく言うことを聞いてくれませんでした。人も見るんですね 笑今でも、生き物とのコミュニケーションはむずかしく、また大事なことだと思っています。
現在
アザラシをメインに担当しています。アザラシは、微妙に表情があって、とってもかわいいんですよ。性格もどこかのんびりしていて、僕と呼吸が合うんです。
心がけ
水族館はお客様が来てくれることが大切なんです。ですから、お客様に聞かれたことは、たいてい答えられるように、今でも日々勉強の毎日です。また、習性など知ることで、魚類の命を守ることにもなります。
仕事のよろこび
常に新しい企画を提供し、お客様が来る度に新鮮な気持ちで楽しんでいただけたらと思っています。
お客様に「楽しかった」と言っていただけた時は、本当にうれしいです。
人生のよろこび
家族や職場の仲間たちと、毎日を楽しんでいます。思えば、中学の時、熱帯魚を飼ったのが始まりでした。今、こうして能登島の自然あふれる環境の中、大好きな水族館で働くことができて感謝と幸せでいっぱいです。
飼育員歴16年 高橋 勲 39才
のとじま水族館 ☎0767‐84‐1271