こみみかわら版バックナンバー

私の仕事は “バレエダンサー 兼 教師” です。

222バレエダンサー兼教師

バレエダンサー ・ 教師の仕事とは


クラシックバレエの公演に向けて、リハーサルをし、大勢の観客の前で踊ります。教師としては東京と七尾でスクールを開き、生徒さんに指導とバレエの楽しさを教えています。



きっかけ


姉が幼稚園の時にモダンバレエのチラシを貰い、習い始めました。その送迎について行くうちに私も習いたい!と、姉と2人で習いました。それが3歳でした。



道のり


トゥシューズや綺麗な衣装が着たい!と、クラシックバレエに転向。レッスンは金沢まで通い、小6から中3までは東京へ月1回通いました。先生には「バレエダンサーはピークが早い」と言われ、本当にやりたいことだったので、中学を卒業し、上京を決断! 朝からレッスン、夕方は定時制高校に通いました。



転機


高校1年の時に、日本バレエ協会主催の「国際バレエコンクール」でジュニアの部 第3位と、IBM賞と出光興産特別奨学金の3つを受賞し、オーストラリアに2年留学しました。怪我を何度も経験し、思うように踊れず、苦しんだことも沢山ありますが、本当にバレエが大好きで、それだけはブレることはなく、頑張ることが出来ました。今思えば若さは武器ですね(笑)



最初の仕事


20歳でした。新国立劇場バレエ創立時の、こけら落とし公演で「眠りの森の美女」にて「優しさの精」を踊りました。
森下洋子さんや熊川哲也さん、吉田都さんなど凄いバレエダンサーの方々との共演で、とっても嬉しかったことを覚えています(笑)



仕事の喜び


教えている子どもたちが、今日出来なかったことが次に出来るようになっている事と「バレエが大好き!」と言ってくれることがとても嬉しいです!



意外な世界


バレエは、ふわふわと綺麗なイメージがありますが、筋力や柔軟性、キープし続けるアスリート的な精神力を持っていないと続けられません。



人生の喜び


一人でも多くの子どもたちが私と同じようにバレエダンサーに憧れ、舞台に立ちたいと思ってもらえると嬉しいです。その手助けをずっと続けたいと思います。
そして、今ここに私が立っているのは家族の大きな支えがあったからです。本当に感謝の毎日です。


住所:七尾市府中町232番地


電話:0767-53-0469


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